リッチモンド生活防衛術|カナダの物価高に負けない、ママの節約アイデア

在住者が実践する「賢い買い出し」と節約の極意

「カナダでの留学生活は夢がいっぱい!でも、スーパーのレジで合計金額を見て青ざめた……」そんな経験はありませんか?

私自身、この冬に日本へ数週間一時帰国し、カナダへ戻ってきたところ、コーヒーや魚、レトルト食品など、身近な食品がまた一段と値上がりしていて思わず驚いてしまいました。

近年のカナダ、特にBC州の物価高騰は凄まじく、以前と同じ感覚で買い物をしていると、あっという間に食費が膨れ上がってしまいます。

しかし、ここリッチモンドには、賢く立ち回れば食費をぐっと抑えられる環境が整っています。今回は、リッチモンド在住の私が毎日実践している、「無理をしないけれど効果絶大な節約術」を徹底解説します。

節約の神器「Flipp」アプリを使い倒す

カナダで節約生活を始めるなら、まずスマホに入れるべきは「Flipp(フリップ)」というアプリです。これは近隣スーパーのデジタルチラシをまとめて閲覧できる優れもの。

「PriceMatch(プライスマッチ)」の予習: カナダの一部のスーパー(RealCanadian Superstoreなど)では、他店の安い価格を提示すればその値段に合わせてくれる制度があります。Flippで最安値をチェックしておくのは基本中の基本です。

検索機能が神:例えば「Eggs(卵)」と検索すれば、今どの店が一番安いか一瞬でわかります。

お気に入り登録

自分がよく行く店をフォローしておけば、毎週木曜日 または 金曜日のチラシ更新日に効率よく買い出しルートを組めます。

 

フードロス削減で家計を救う「TooGood To Go」アプリ

Flippと併せて必ずスマホに入れておきたいのが、「TooGood To Go(トゥー・グッド・トゥー・ゴー)」というアプリです。これは、飲食店やスーパーで余ってしまった食品を、通常価格の3分の1程度の格安価格で「SurpriseBag(お楽しみ袋)」として購入できるサービスです。

特に私が重宝しているのが、「夕飯を作りたくない日の救世主」としての活用です。

仕事や家事で疲れ果て、「今からキッチンに立つなんて無理……でも外食やデリバリーは高いし……」という夕方。ダメ元でアプリを開いて近所をチェックすると、意外にもピザ屋さんに「余り」が出ていることがあります。

先日も、夕飯の献立が全く思いつかなかった日に近所のピザ屋さん(FreshsliceやUncle Fatih's など)をチェックしたところ、見事に5〜7ドル程度で8スライスの詰め合わせをゲットできました。定価なら20ドル以上する内容が、たったの数ドル。受け取りに行くだけで、その日の夕飯が立派に解決してしまいました!

リッチモンドは宝庫

この街は飲食店が多いため、ピザ以外にもドーナツ、ケーキ、ベーカリーのパンセット、カフェのお惣菜、時にはバブルティー(タピオカ)のセットなど、宝探し感覚で楽しめます。

争奪戦に勝つコツ

人気店のバッグは出品後ほんの数分で売り切れますが、ピザ屋さんは比較的遅い時間まで在庫が出ることもあるので、諦めずに覗いてみるのがコツ。お気に入りのお店を登録して通知をオンにしておけば、家計にも心にも余裕が生まれます。

 

「どこで何を買うか」店選びの黄金ルート

リッチモンドには多くのスーパーがありますが、私は主に以下の店舗を使い分けています。それぞれに「これを買うならここ!」という強みがあるんです。

生鮮食品の救世主
ラングレーファーム(ランズダウン内の八百屋)

ランズダウンセンター内にある「ラングレーファーム(LangleyFarm Market)」は外せません。

狙い目:とにかく野菜(特にキャベツや白菜)と果物が安いです。大手スーパーの半額近いことも珍しくありません。

鮮度にバラつきがあることもあるので、自分の目でしっかり選ぶのがポイント。その日の「特売品」をカゴに入れ、そこから献立を考えるのがリッチモンド流の節約です。

最安値の殿堂:フレッシュコ(FreshCo)

リッチモンド内でも数店舗ある「フレッシュコ」は、低価格帯スーパーの代表格です。

狙い目:缶詰め、乳製品、パン、シリアルなどの加工食品。

そもそも定価が安く設定されており、「シーン(Scene+)」ポイントも貯まるので、実質的な還元率が高いのが魅力です。

日用品と冷凍食品の味方:ウォルマート(Walmart)

日用品や学用品、そして意外と侮れないのが食品。

狙い目:おむつや洗剤などの消耗品、そして冷凍野菜や冷凍フルーツ。

ポイント:ウォルマートの自社ブランド「GreatValue」は、品質も安定していて圧倒的に安いです。

節約の「司令塔」:RealCanadian Superstore
(スーパーストア)

リッチモンドのNO.3ロード沿いなどにある「スーパーストア」は、私にとって節約の司令塔のような存在です。

自社ブランド「noname(黄色いパッケージ)」の商品。調味料、パスタ、スナック菓子などが他店の追随を許さない安さです。

最大の武器「プライスマッチ」: ここが最強な理由は、他店のチラシ価格を提示すればその場で値引きしてくれる「プライスマッチ」ができる点です。前述のFlippアプリで他店の最安値を見せれば、あちこちハシゴしなくてもスーパーストアの一箇所で最安値買いが完結します。

ポイント戦略: 独自の「PCOptimum」ポイントの還元率が非常に高く、特定の曜日のイベント日に買い溜めすれば、年間で数百ドルの食費をポイントだけで賄うことも夢ではありません。

 

まとめ買いの聖地:コストコ(Costco)

リッチモンドのコストコはいつも混雑していますが、やはり節約には欠かせません。

狙い目:肉類、卵、乳製品、トイレットペーパー

お肉は巨大なパックで購入し、帰宅後すぐにプレスンシールやラップで小分けにして冷凍。これだけで「今日はスーパーに行かなくていい」という日が増え、無駄買いが減ります。

日本食へのこだわりを「賢く」シフトする

親子留学で一番お金がかかるのが「日本食」です。日本の調味料や食材をすべて日系スーパーで揃えると、食費は跳ね上がります。

代用品を見つける:

「T&T(台湾系スーパー)」などのアジア系スーパーも便利ですが、ウォルマートやフレッシュコにあるアジアフードコーナーも要チェックです。醤油や米など、大手スーパーのPB商品の方が安い場合があります。

「日本風」を自作する:例えば、薄切り肉(ShavedMeat)は高いので、コストコの塊肉を少し凍らせてから自分で包丁などで薄く切る、といったひと工夫で、1回あたりの食費を数ドル節約できます。

おわりに:節約を「楽しむ」ことが留学成功の鍵

物価高は確かにストレスですが、「今日はFlippで卵が過去最安値で見つけられた!」「ラングレーファームで立派な大根が1ドルちょっとだった!」といった小さな発見をゲームのように楽しむことが、リッチモンド生活を長く続けるコツです。

浮いたお金で、たまにはスティーブストンで美味しいフィッシュ&チップスを食べたり、お子さんと一緒に小旅行に出かけたり。メリハリのあるお金の使い方こそが、豊かな留学生活を作ります。

リッチモンドは賢く動けば、物価高の中でも十分に豊かに暮らせる街です。皆さんも明日からFlipp、Toogood to go アプリを片手に、お得な買い出しルートを攻略してみてくださいね!

執筆者

カナダ在住ママ:T.H.

 

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